憧れの注文住宅を建てたけれど、住んでみると自分たちの暮らしにしっくりこない…なんてことは避けたいですよね。
一般的に最も多い失敗は収納スペースの問題があげられます。
そこで今回は、失敗しない収納スペースの考え方と狭い空間を活かすためのおすすめの収納をご紹介します。
失敗しない収納スペースの考え方
設計の際に収納まで細かくイメージできておらず、いざ住み始めてから収納の少なさに気付いたり、場所がイマイチで使い勝手が悪い、といった失敗談をよく耳にされるかと思います。
引っ越す前よりも収納スペースが小さく、持って来た荷物がまだダンボールの中に入ったままという暮らしは避けたいもの。
以前は収納できていた荷物が収納できないときは大きな不満が生まれてしまいます。
また、注文住宅は一軒一軒オリジナルの設計ですから一般的な収納家具を購入しても色や質感が部屋のテイストに合わず、こだわり抜いた家づくりのはずなのに結局不格好な形で収納を設置することになるといった失敗談もあります。
こういったことを防ぐためには、自分たちの持ち物の量をしっかり把握して、必要な場所に必要な大きさの収納を設置するようにしましょう。
また、生活動線を意識し、収納場所の配置を考えることも重要です。
単に収納スペースを多く設ければ良いというわけではありません。
生活動線を考慮して、収納スペースを確保するとより使いやすくなりますよ。
狭い空間を活かすには「蔵」収納がおすすめ
ここからは狭い空間を活用した蔵収納の良いところをご紹介していきます。
まず、蔵収納の最大のメリットは収納力を大幅に向上できる点です。
一般的に床面積に対する収納面積の割合は10%程度が目安とされていますが、収納面積率約30%も可能で、実に3倍のゆとりを確保できます。
また、6〜10帖という大きな蔵収納も可能です。
そのため、たとえ狭小地であっても十分な収納を確保できるところもメリットと言えるでしょう。
蔵は季節性のある物や日常的には使わない物を収納するのにとっても便利。
お子様の成長にともなって増える思い出の作品などもたくさん保管できますよ。
蔵があることで、居住空間に物が溢れることを防ぎ、すっきりとした暮らしが実現します。
構造が複雑になる分、オリジナリティのある家になるという魅力も。
天井高1.4メートルの空間には非日常感があり、秘密基地のような楽しみ方もできます。
まとめ
今回は、失敗しない収納スペースの考え方と狭い空間を活かすためのおすすめの収納をご紹介しました。
アーキスタジオgrowは、特に狭小地や複雑な構造も得意としていますので、蔵収納にご興味のある方はぜひ一度で当社にお問い合わせください。