technique

建築仕様

アーキスタジオgrowでは最高水準を満たした高性能住宅を実現する事が可能です。
耐震性、耐久性、断熱性などの家の性能をご要望に応じて、最適な提案が出来ます。

  • 耐震
  • 耐久
  • 断熱
  • 耐火

耐震

「耐震等級3」の地震に強い住まい

家族が安心して住まうことのできる家だからこそ、耐震性能にこだわりました。骨太高耐久基礎や金物工法・剛床構造減震パッキンの採用などにより高い耐震性能を実現。建築基準法での住宅建築の基準は「耐震等級1」ですが、当社は最高ランクの「耐震等級3」相当が標準スペックです。耐震等級3は、震度6強から震度7程度の1.5倍の地震で倒壊しない設計で、震災時の救助活動の拠点となる病院や消防署などと同等の強さです。

強い耐久性を誇る骨太高耐久基礎

建築基準法で定められている基礎配筋の間隔は300㎜ですが、当社ではさらに狭い間隔の200㎜間隔で配筋を施しています。また、基準よりも太い配筋を使用しているため、重量比で2~4倍も重い「骨太配筋」となっています。この骨太配筋の上に、さらに厚さ150㎜の分厚いコンクリートが覆う「ベタ構造」で、地震時の揺れによる変形に耐えうる強固な基礎を実現します。

耐久

優れた劣化対策を実施した「高耐久住宅」

高耐久・長寿命化に向けた様々な劣化対策を実施しております。木造住宅の耐久性を左右する「湿気」「シロアリ」対策にも注力し、住宅性能表示制度の最高ランクである劣化対策等級3に対応しています。

壁の中の結露を防ぐ「外壁通気工法」

外壁通気工法

高機能・高断熱の住まいにとって特に重要なのが結露対策です。壁内に透湿防水シートという材料を貼り、外壁材との間に外気が流れる通気層をつくることによって、壁内の水蒸気(湿気)を通気層を透して外部に放出させます。同時に室内側の水蒸気(湿気)を壁内に入れないようにし、結露を防止します。常に壁内に新鮮な空気が流れることで、構造材にダメージをもたらす腐朽菌ふきゅうきんやシロアリ、また健康を害するカビやダニの発生を抑制し、住まいの劣化を防ぎ、耐久性を向上させます。

湿気とシロアリを防ぐ「全周床下換気工法」

全周床下換気工法

地盤面に砕石を敷き、定圧をかけた上に透湿シートを被せ、その上から基礎の施工を行うことで、1日数十リットルもの水蒸気が発生するといわれている地盤面と建物を絶縁します。さらに床下全体の空気に流れができる基礎パッキンを設置することで全方向からの換気が可能になります。換気能力は従来の約2倍となり、湿気やシロアリを防ぎ、建物の長寿命化につながります。また床束に鋼製束こうせいづかを使用することで耐久性にも優れ、メンテナンスも容易になっております。

断熱

断熱等性能等級4を満たす「高気密・高断熱」仕様

高断熱ロックウール(幹質繊維系断熱材)

住宅用断熱材の中で最も高い断熱等級4を満たす断熱性能があり、かつ耐火・耐熱性にも優れた「ロックウール」を採用しています。

優れた断熱性能が求められる省エネ基準に対応
ロックウールは、繊維間に動かない空気がたくさん詰まっているので、熱の移動を防ぐことができます。優れた断熱性能で、空調費の節約にも大きく貢献します。
水に強く劣化しにくいため、住まいが長持ちします
ロックウールには、水をはじき、水分を吸いにくい特性があります。 そのため、壁内の結露による湿気の影響を受ける心配も少なく、柱・土台の腐食や湿気を好むシロアリ対策にも強い素材です。

「樹脂複合サッシ」+「Low-E複層ガラス」+「断熱玄関ドア」

開口部には断熱性能の高いサッシを採用し、高い断熱効果により、光熱費の削減や、紫外線約8割カット、結露の防止、ヒートショックの緩和など、快適な室内空間を実現します。

樹脂複合サッシ

室外側に強度や長期耐久性能に優れたアルミ、室内側に断熱性に優れた樹脂を使った、断熱樹脂サッシを採用。高断熱・高耐久を両立させた高性能サッシです。

Low-E複層ガラス

一般的なペアガラスの約2倍の断熱効果を発揮するLow-Eガラスを採用。板ガラスの表面に特殊金属膜をコーティングしたものを複層ガラスに使用することで、熱伝達を低減し、高断熱性能を実現しています。

断熱玄関ドア

窓に加え、玄関の断熱性能を高めることで、外の冷たい空気や夏の日射熱が屋内に伝わりにくくなります。本体の素材やガラス部分、枠部分の構造で断熱性能が決まります。家の顔となる玄関ドア、デザイン性と断熱性を兼ね合わせたものを提案します。

耐火

木造住宅の耐火性能最高ランク仕様

火災保険料・地震保険料が約半額になる「省令準耐火構造」

国が認定する基準に適合した「省令準耐火構造」を標準スペックとしています。
気密・断熱性の高い剛床工法を採用しているため、床や壁を構成する部材が空気の流れを効果的に遮熱し、火災発生時の被害を最小限に抑えることができます。さらに、災害時に水蒸気を発散させ15分以上の耐火性能がある石膏ボードなどの準不燃材を屋内の壁・天井に採用。屋外は、隣家の火災からの延焼を30分以上耐火する不燃材料を外壁材や屋根材に用いることで、火災に強い住まいを実現しています。

通常の木造住宅の場合H構造(非耐火構造)に分類されますが、この省令準耐火仕様の建物にすることで、鉄筋コンクリート住宅などと同じT構造(耐火構造)となり、火災保険料や地震保険料が約半額になります。

ロックウール

使用している断熱材ロックウールは火と熱に強く、耐火性に優れています。
火災の際、煙や炎で避難できなくなるまでの時間は出火から数分程度と言われており、避難可能な時間はほんのわずかしかありません。寝ている間の火災や出火元より上階に居る場合は避難が間に合わない場合があります。
30分間、700℃の熱を保持した実験では、他の断熱材は溶けて無くなっているのに対し、ロックウールは厚みや性能が変化することはほとんどありませんでした。ロックウールが避難する時間を稼ぎ、家族の命を守ります。

美外観

超高耐候、メンテナンスを楽にする外壁

美外観
美外観

当社の外壁材は紫外線や雨風で色褪せしにくい「プラチナコート30」を採用しています。一般的な外壁材は7~10年ごとに再塗装が必要ですが「プラチナコート30」は超高耐候塗料により、変色・褪色の30年保証に対応しています。一般的な塗装品のメンテンナンスと比較し、塗り替えが2回分不要になり、メンテナンスにかかる負担を大幅に減らす事ができます。「マイクロガード」という雨で汚れを洗い落とすセルフクリーニング機能付きで、家の美しさを持続させます。また、外壁材どうしの継ぎ目を目立ちにくくする「シーリングレス工法」により、ナチュラル感を表現できる木目柄や、タイル柄などの定番デザインの質感や素材感を引き出し、上質感あふれる外観に仕上げます。

設備

お客様のことを徹底的に考えた設計を行っております。平面図で見える建物の間取りだけでなく、空間すべてに及びます。住むことを考えた収納、使い勝手を考えた家具、デザインや質感を統一させた室内、調光や配色を考えた照明。一般的な注文住宅では、間取りを作るところまでが設計士の仕事になっていますが、当社は空間すべてを設計、デザインし、コーディネートしています。

growオリジナルキッチン、オリジナル家具

オリジナル家具

フィオレストーンを使用したオリジナルキッチンやメラミン化粧板を使用したカップボードや建具など、空間をデザインするオリジナル商品や造作家具を多様し、世界に1つの空間をご提案しております。

カザスプラス

カザスプラス

普段お使いのスマートフォンやカードをかざすだけで、玄関ドアの施解錠ができる「カザスプラス」機能を搭載。 高機能で利便性に優れた玄関をお使いいただけます。

床暖房・浴室暖房乾燥機

お湯を床下に循環させるので、輻射熱によって床面全体が均一に暖まります。広いリビングでも温度ムラやのぼせもなく、家族それぞれの場所で快適に過ごすことができます。
また床暖房は立ち上がりが早く、室内全体をすばやく暖めます。風をおこさないため、空気をクリーンに保ち、空気や肌が乾燥しにくいという快適さをもたらします。
浴室暖房は脱衣室と浴室の気温差を小さくするため、ヒートショックを予防し、体に優しい効果があります。雨の日や花粉の季節の洗濯物の乾燥に役立ち、浴室のカビ発生も抑えられます。

高気密・高断熱・高耐震構造をかなえるスーパーウォール工法

スーパーウォール(以下SW)は、高性能なSWパネルと高断熱サッシ・ドア、計画換気システムがセットとなり生み出す、高性能な住宅です。

SW 7つの特徴

1.温熱環境
家の中の温度差が少なく、健康で快適な暮らしを実現。
2.空気環境
計画換気システムで家のすみずみまで健やかな空気を保つ。
3.災害への備え
モノコック構造が地震・台風など、自然災害から家族を守る。
4.耐久性
高性能断熱材により、住まいの耐久性を維持する。
5.省エネ・創エネ
省エネ+高断熱で、光熱費を大幅に削減。
6.音環境
すぐれた遮音性により、音のストレスから解放される。
7.品質と保証
20年後、30年後も「この家でよかった」と感じる品質。

計画換気システム

気密性能

クリーンな空気環境を実現する換気システムをご用意しています。給気、排気ともに機械で行うことで、より確実な換気が可能となります。また、換気の際に失われる室内の暖かさや涼しさを再利用するので、快適・省エネを実現できます。高性能フィルターを搭載、花粉やホコリを家の中に取りこみません。フィルターの掃除は1か所のみ、お手入れも楽です。

C値(気密性能)

気密性能気密性能

気密性能を測るための数値としてC値を使用します。C値とは、住宅における相当隙間面積のことで、建物全体にある隙間面積(㎠)を延床面積(㎡)で割った数値です。このC値が小さいほど隙間が少なく、気密性に優れていることを示します。SWの家ではC値1.0を基準とし、一邸ずつ気密測定を行い、性能報告書にてご確認頂けます。

温度差の少ない住環境

冬にエアコンをかけている部屋とトイレや脱衣所の温度差を感じることはありませんか。これは家の気密・断熱性能を高める事で解消されます。SWの家は建物全体を高性能断熱材で包み込んだ魔法瓶のような空間になるため、夏、冬ともに室温が外気温に左右されません。

1.高性能な硬質ウレタンフォームを使用した断熱材
2.高断熱サッシ・ドア
3.高性能ガラス

これらの構成によってすぐれた断熱性能が生まれます。住宅を建築される土地の条件、目指す性能基準に合わせて、適切な組み合わせをお選びいただけます。

断熱性能による室温の違い

室温シミュレーション算出条件 ●AE-Sim/Heatにより算出 ●自立循環型住宅ガイドライン一般地モデルプラン(2階建て/延べ床面積:120.07㎡) ●家族構成:4人家族 ●暖房:20℃ ●暖房運転:居室間歇運転 ●気象条件:拡張アメダス気象データの東京を使用 ●住宅断熱仕様:(一般住宅)平成25年省エネルギー基準6地域適合レベル、(SW工法住宅)2020年を見据えた住宅の高断熱化技術開発委員会「HEAT20」G2基準6地域適合レベル ※掲載データはシミュレーションにより算出した値であり、保証値ではありません。住宅の仕様、生活スタイル、気象条件等により異なる場合があります。

UA値(断熱性能)

断熱性能を測るための数値としてUA値を使用します。UA値とは、住宅の内部から 床、外壁、天井(屋根)や開口部などを通過して外部へ逃げる熱量を外皮全体で平均した数値です。このUA値が低いほど、断熱性能に優れ、省エネルギー性能が高くなります。

HEAT20 G2グレードとはZEH基準よりもさらに高い断熱基準
HEAT20は「エネルギーと室内環境の質の両立」を目指し2009年に発足した団体です。このHEAT20が断熱性能に3つのグレードを設定しており、現在G2グレードは日本最高峰と言えます。

高耐震構造

壁・床・天井が一体化した強固な箱型の「モノコック構造」と建築基準法の木造最高となる「壁倍率5倍」のSWパネルなどによる高耐震構造。台風や地震などの大きな外力にもしっかり耐える住まいを実現します。

結露の発生を抑え健康な住まい長持ち

高気密・高断熱の居住環境が、カビやダニの繁殖につながるイヤな結露を抑えます。また通気層構造と湿気に強い断熱材・硬質ウレタンフォームの使用で、壁の内部に発生する結露を抑え、構造材の腐食を防ぎ、住まいの耐久性を高めます。

工法

採用している木造住宅の工法は「木造軸組工法(在来工法)」と「木造枠組工法(2×4工法」の2種類です。

木造軸組工法(在来工法)

在来工法

木の本来の良さを活かし、 自由な設計も可能な在来軸組工法。

木造枠組工法(2×4工法)

在来工法

省エネ基準に対応する、高気密・高断熱の「住まいの未来型」。

木造軸組工法

間取りの自由度が高く、開口部が大きく設けられます。例えば、階段下に収納やトイレなどの空間や大開口の窓を設計できます。さらに当社では高強度剛床工法と金物工法を採用することで、より耐震性と耐久性に優れた家を造っています。将来、リフォームする際、自由度が高い事もメリットです。

高強度剛床工法

床梁をマス目状に組み(井桁組み)、その上に厚さ24mmの特厚の構造用合板を床貼りすることで剛性を高めています。これにより、外力に対する歪みを床構造がしっかり押さえ、一般的な剛床工法に比べて、約2.5倍の強度を実現しています。地震や台風に対する安全性だけでなく、しっかりとした厚みで気密性や防音性が向上する上、火災時には下からの燃え上がりを抑える役割を果たします。

厳しい検査をクリアした高強度・高耐久の「JAS構造材」
全周床下換気工法

品質が均一で、長期間にわたり高い強度・性能を発揮する「JAS構造材」を柱や梁に採用しています。従来の木材の欠点である、大きな節や割れ、反りやねじれなどの品質のばらつきがなく、またJAS構造材は含水率が低いため、腐朽菌やシロアリにも強く、高い耐久性も実現しています。さらにコンピューター制御によりミリ単位の精密な加工を実現する「プレカット加工」で、強くて快適な木造住宅を実現しています。

金物工法

従来の木造軸組工法は、柱をくりぬき、そこに先端を削った梁を組み合わせるため、木材の欠損部分が大きくなり、地震の揺れにより、柱が折れるなどのデメリットがあります。当社では、接合部分の強度を高める「金物工法」を採用しています。接合部分に金物固定用ボルトなどの金物を使用し、強固に構造材を接合させます。接合部の断面欠損を最小限に抑え、約1.5倍の接合強度を実現しています。

木造枠組工法(2×4工法)

木材パネルと角材で作ったパネルを使用し、壁や床、天井という面を組み合わせ、箱状の空間を造ります。パネル状にすることで、地震や風による水平力が作用した場合、平面形状を維持しようとする抵抗力が働き、大きな強度を発揮します。このパネルを6面体に組み合わせ、床、壁、屋根が一体化した構造(モノコック構造)により、耐震性、耐風性が高い建物になります。ただ、この構造により、将来大規模なリフォームが出来にくくなることがあります。

大収納スペース「モノクラ」

モノクラとは通常、収納を目的とした1階と2階の間に設ける空間のことです。吹き抜けの余剰空間を利用したり、屋根裏部分に設けたり、お客様の用途次第で自由に設計いたします。クリスマスツリーなどの季節ものを収納するスペース、家族の思い出のものを飾る展示スペース、子供たちが遊ぶキッズスペース、趣味に没頭する秘密基地など、家族の成長とともに変えられる「モノクラ」が多彩なライフスタイルを演出します。

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